2024年 06月 22日
かどや酒店に強力助っ人、登場。
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そもそもウチの酒屋はマイクロ酒屋でして、世の中にすげー酒屋さんがたくさんある中、ウチだけがずっとマイクロ酒屋のまま。
酒屋の友達はほぼいませんが、知り合いといいますか、「知ってる」と呼べる酒屋さんは一応います。
で、前から知ってる酒屋さんと久々にあって「最近どう?」とか話してると、もう私なんかよりすげー前を走ってる訳ですよ。
すげーなーって思って。
ま、こんな事言うてしもたら話は終わってしまうかもしれませんが、私自身この酒屋をデカくしようとか「いつでも配達しますよー」みたいなことまでやって市場を広げようとかあまり思ってなくって、どっちかというと「年を重ねて体力が減ってきたとしても継続してやっていける方向」を模索してるというか、決して守りに入ってる訳でもなく自分なりに攻めてるつもりなんですけど、他の酒屋さんが配達バンバンやってるから俺も!とか、酒屋さんによっては飲食店さんのメニューまでも無料で製作してるっていうところもあって(自分の店のメニューなんだから自分でやったらエエのにと思ってる派)、そこのジャンルはウチの酒屋のポジションじゃないよなーって思ってて、結局は何が言いたいかというと、「ウチはウチでエエんやろなー」って事でございます。
取引ある蔵元さんの酒をたくさん売る酒屋が評価されるんだったら蔵元さんはきっと専門店とかより得意先の飲食店さんをたくさん持つ業務用酒販店と取引したほうがきっとメリットもあるだろうし、インターネットとかSNSみたいなデジタルを一応ウチも大いに活用させてもらってますけど、でもやっぱり最後は「人と人」、つまり【アナログ最強】なんやろなーって思ったりもしてるのであります。
さっき「業界に知り合いが少ない」みたいな事をワタクシお伝えしておりましたが、そんな少ない知り合いの中には尊敬できる酒屋さんもいて、「え!そんなオモロい事考えてんの!!」っていうくらいびっくりすることだってあります。
そんなオモロい酒屋のひとりがワタクシと同い年で、規模なんかウチより断然ビッグで追いつけるとかそんなレベルじゃないんですが、ま、それは置いといて、基本考えがアナログなんですよ。
スタッフをたくさん抱えるなかなかナイスな酒屋さんなんですが、その酒屋さんには「ここで働きたい」って言ってくる方がいらっしゃるようで、普通やったら「あー今は募集してないんですよー」とか何とか言って断ってしまう事も多々あると思うんですが、その酒屋の主は、「彼、オモロそうやな」とかそういうのが最優先で、現段階で「人が足らない訳ではない」という状況であっても「彼と絡んだら今以上に楽しい事が出来るかも」みたいな【ワクワク】を強烈に大事にしてるんです。
その考え、めちゃエエなーって思ってて、
続く。