2023年 05月 14日
駄菓子コーナー
当店では20年ほど前から、酒屋店内に「駄菓子」を置いております。
その前はコンビニをやってたんですが、コンビニから酒屋に戻る時に誓ってたのが「酒屋店内で必ず駄菓子を置く」ということ。
スーパーやコンビニでも駄菓子は売ってますが、そうじゃない場所、いわゆる「町のなんとか屋さん」に、100円玉を握りしめて、頭の中で足し算をしながら限られた予算の中でどれだけのものを買う事が出来るのかっていうのを体験できる場所が、住宅街の中にある商店にあってもエエんとちゃうかと思ってて、これだけはいくら酒専門店になろうが、「駄菓子有ります」ということを貫き通したかったところなのであります。
時代は流れて、クレジット決済やスマホ決済など、いわゆるキャッシュレス決済が広がる中、当店の駄菓子コーナーだけは【現金のみ】を貫き通しております。お小遣いを現金でもらって、その現金でどれだけの駄菓子を買えるのかを自分で考えるというスタイル、子供の頃だからこそ出来る体験があってもエエやないかと。
時々親御さんが「paypayで払います」とおっしゃるのですが、こちらは「現金で」とお願いしております。
当店の駄菓子コーナーは基本的に【大人が子供に駄菓子を買ってあげる】という設定ではなく、【子供がお小遣いを持って自分で考えて買い物をする】という設定ですので、親御さんそのへんはどうぞご理解願います。
お子さんと一緒に買い物に来てくれて子供に駄菓子を買ってあげようかなーという場合、もし足し算とかをちょっと学びだしたくらいのお子さんには、出来れば限られた予算(例えば100円)をお子さんにお渡し頂き、「子供達が自分で考えて買ってみる」スタイル、もしくは「お子さんと一緒に考えて一緒に買い物をして、支払いはお子さんが」というスタイルを取っていただけると、当店としては「駄菓子を置いててよかったなー」とレジでニンマリすると思います(笑)
足し算がまだ時期的に早いお子さんには、「全部で5個ね!」みたいな感じで、個数で提案してあげるのもいいかもしれませんー。
あと、ウチは駄菓子については消費税をもらってません。
なんでかというと、100円玉を握りしめて店に来て、懸命に頭の中で計算して「よし!自分で計算できたぞ!ちょうど100円になった!」と思ったのに、レジで「はい、108円ね」って言われたら、もう頭はパニック(笑)
そういうことから子供達から駄菓子については消費税を受け取っておりません。
大人になったら嫌というほど消費税の洗礼を浴びるんですから、子供の時くらいはおっちゃんである私達からサービスさせてください(笑)
ということで。
当店の駄菓子コーナーは、「子供達が好きなお菓子を選びながら、知らない間に経済を学べる場」と、偉そうながら思っておりますので、親御さんのサポートを頂きながらこれからもひたすら駄菓子を置き続けようと思っております。どうぞよろしくお願いいたしますー!
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