光栄菊

今日も多くの方に「光栄菊 幾望」を手にして頂き本当に嬉しい限りでございます。

杜氏の山本さんが大阪の蔵で蔵人をしている時から知ってるんですが、なんかおこがましいけど彼の成長具合に俺が全くついていけてない現実に腹が立つ。俺もそろそろ成長していかなあかんよなーと思った頃にはもう４９歳なので、守りには入らないけど攻めつついろんなことも考えないといけない時期になってきた。

でもやっぱり、新天地でもうすぐ３期目の酒造りが始まる光栄菊酒造さんの攻め具合を見ていると、「こりゃアカン！４９歳でどうのこうの言うてたらアカンわ」と思う訳でございます。

光栄菊酒造の社長である日下さんは何歳か忘れましたけど、確実に私よりも兄貴的な年齢。ずっと勤めてきた会社をやめて自己資金を投資して酒業界に新規参入、目玉が飛び出る程の大借金をされて（返せはるんやろか）、山本杜氏と共に業界が驚くオンリーワンの酒を世に送り出しつつこの業界を変えていくんだという使命感を持ってグイグイ攻めまくっている姿を見ていると、ビビってたらアカンよなって思う訳でございます。

今、確かに業界の中で「光栄菊」というブランドは【輝いてます】。

輝いているからこそのプレッシャーも大いにあるだろうし、日下さんの大借金は更に大借金になって（知らんけど）、光栄菊酒造さんに関わる全ての人達が日下さんや日下さんの右腕である田下さん、そして杜氏の山本さんと一緒に船に乗って、もう命がけの旅に出てる訳です。（俺も勝手にその船に乗ってるつもりでいてる。だから簡単にはその船から降りない）

今、いろんな事情で「光栄菊」は実店舗でもオンラインショップでもご購入頂ける本数に上限を設けないといけないことになってますが、本当は設けたくなくて、だって知らない人もまだまだいらっしゃる訳だからそんなこと言うてる場合でもなくてもっと知って欲しくて、光栄菊が入荷する度に、杜氏の山本さんが大阪時代・愛知時代で関わってきたお酒が入荷してくる時と同様に私自身はワクワクするのです。

だから当店では現段階では出し惜しみする事無く在庫ある限りはしっかり実店舗で販売していきます（ウチはやらしい酒屋なので、一部は氷温貯蔵庫で寝かすから、その時は在庫無しとなる事お許しあれ）。

ということで光栄菊！

よろしくお願いいたします！

これからの進化も見届けてください！！