2019年 07月 06日
週末です。
土日は、かどや集合の日。
土日のどちらかをかどや訪問に使うのではなく、土日両日共にかどや訪問に使う日。
よろしくお願いします。
数日間品切していた爆発ヒットの芋焼酎「謳歌」一升瓶も本日無事入荷し、ガツッと店頭に並べました。
無くなれば倉庫からバシッと追加いたします。
昨年度、黒木本店現社長の黒木信作氏が満を持して世に送り出した芋焼酎「謳歌」。
玉茜という自社栽培の甘藷を原料に焼酎を造りました。
香りが心地よすぎて、どうにもこうにもワクワクと笑顔しかありません。
自分達で原料を栽培し、収穫。
そしてそれらを原料に焼酎を造る。
焼酎が出来た時に出る焼酎粕も再利用。
再発酵させて肥料を造り、これをまた畑にまく。
そして、甘藷や麦、米などを栽培し、再び焼酎の原料にする。
完全なる循環。
パーフェクト。
そこまで出来る焼酎蔵さんってホントないですよ。
そんな環境を作った黒木さんはホンマに凄いと思います。
どうぞ「謳歌」をよろしくお願いいたします。
「謳歌」と同じ宮崎芋焼酎「千本桜ハマコマチ」も多くの支持を頂いております。
こちらは「ハマコマチ」という甘藷を使用。オレンジ系と呼ばれる芋。
パーンと広がる香りは笑顔になるしかない。
それ以外の表情になれない。
紅茶のようなニュアンスも感じる芋焼酎、飲んだ事あります?
焼酎って、本当に面白い。
現在当店では、焼酎を手にして下さる方がホント増えました。
ありがたいです。ホントありがたいです。
十数年前にあった焼酎ブームから、焼酎の消費はどんどん低迷。
正直言って、今も低迷。下げ止まりというのがどこなのか分かりません。
日本酒だってそう。
日本酒ブームだっていう人もいますが、全然ブームになってなくって、日本酒の消費はずっと落ちてます。
輸出がかなり伸びているとか言いますが、確かに伸びてるかもしれないけど、元々のパイが少なかったみたいなんで、それに比べて伸びているといったところ。
つまり、焼酎も日本酒も「ずっと厳しい」のであります。
でも、厳しいながらも蔵元さんの世代交代だったり新しいチャレンジだったりと、今までにないドラマチックな「革命」「革新」「進化」がたくさんあるんですよねー。
焼酎を炭酸で割るなんて、十数年前の焼酎ブームの時には「ありえない」「バカじゃないか」と言われていた。
蔵元も酒屋もこぞってそう言ってた。
ロックだってそう。
「九州では誰もロックで飲んでない。お湯割りだよお湯割り」
そう言われてたけど、九州を飛び出し、焼酎が市民権を得るようになったきっかけになった飲み手は「伝統文化」を飛び越えて「芋焼酎をロックで」飲むスタイルがかっこいいと思い、オシャレと感じるようになった。
そして「焼酎をロック」で飲むスタイルが普通になった。
そして、サントリーが仕掛けた「ハイボール」。
ウイスキーの炭酸割り。
私たちの上の世代で一世風靡した「ハイボール」は、今の若者達にとっては「懐かしい」ものではなくて「新しい」もの。
また、昔のハイボール人気の時に飲んでいた世代の人達は「懐かしい」と再び飲むようになった。
そして一気に火が付いた。
ウイスキーを炭酸で割る。
ウイスキーは蒸留酒。
焼酎も蒸留酒。
同じジャンルだ。
じゃあ、焼酎をソーダで割るのもいいんじゃないか?
当時、幾つかの蔵から「焼酎ハイボール」という名の提案を頂いてた。
でもやっぱりその時は否定派が多かった。
「単にハイボールの真似してるだけやん」と。
私が知る限りでは、大和桜酒造がかなり早い段階から芋焼酎をソーダで割るという提案をし続けていた。
そこから少しずつ広がりをみせてきた。
でも否定派は多かったと思う。
そして今!
飲食店さんで普通に「焼酎ソーダ」がオンメニューされつつある!
「新しい世界へのチャレンジ」は今、少しずつ広がりを見せている!
それを私はかなり実感している!
焼酎ソーダをかなり推している飲食店さんは、日本酒の消費量は減る事はなく、ビールやハイボールの消費量が減ってきたって言ってた。
いいじゃないですか、ねえ!
新しい世界に最初に飛び込む人は確実に批判され、否定される。
でもそんな周りの声を気にすることなく、自分がこうだ!と思う事を貫き通し、それが世間に認められると、否定してた人達はどんどん軌道修正して逆に追随するようになる。
でも、それでいいんじゃないかと!
追随したっていいじゃない。
その世界が「面白そう」って感じる事が出来るようになったんだから。
ということで、何が言いたいかというと、
蒸留酒の世界は面白すぎだ
ってこと。
私はですね、2年前に難波で開催された「星空スタンド」というイベント内で焼酎をフューチャーしたブースを酒屋数軒で担当したんですけど、その時にいろんな体験をしたんです。
暑い夏に開催されるというのもあって、「焼酎ソーダを推していこう」となった時、私はひたすら「黒糖焼酎のソーダ割り」を推す事に決めてました。
実際にやってみて、ホンマに美味しかったんで、これなら焼酎に馴染みのない人達にも「焼酎ソーダへの入り口」としていいんじゃないかって。
それで実際に推しまくってると、「焼酎って美味しいんですね!」っていう、焼酎お初の若い人達がこぞってそう言ってくれたんです。
そこで確信!
焼酎ソーダ、絶対にオモロいぞ!って。
それから更に、ずっと持ってた焼酎愛に更に火がついて、2年前の夏から猛烈に焼酎ソーダを推しまくってたんです。
でも、正直反応鈍くて。
焼酎ソーダというより、焼酎そのものを手にしてくれる事がホントに少なかった。
で、知ってる人は知ってると思うんですけど、当店がもうずっとずっとメインで推しまくっている鹿児島の国分酒造さんが世に放った、とんでもなく華やかな芋焼酎「フラミンゴオレンジ」が衝撃を与えまくったのであります!
ソーダ割りがシャレにならないくらいに旨い。
なんなんだ!これホントに芋焼酎なのか?
言われないと分からんぞ!
っていうか、芋焼酎でこんな香りするんや!
もう世間は驚きまくりですわ。
私も驚きましたもん。
今年3月末に2回目のフラミンゴオレンジが登場。
当店では2日で完売。
それから毎日必ず問い合わせを頂く焼酎それが「フラミンゴオレンジ」。
そして今。
繰り返しになるかもしれませんが、当店では焼酎を手に取って下さる方がマジで増えてます。
ホントに増えてます。
日本酒を飲んでた方が焼酎に乗り換えたとかそういうんじゃなくって、選択肢のひとつとして焼酎をプラスしてくれるようになった。
また、新しいお客さんが焼酎を求めてウチみたいな酒屋に足を運んでくれるようになった。
ウチのキャパからして焼酎の販売数量はミクロに近く、有名な酒屋さんと比べたら発信力もないので、まだまだ焼酎業界に貢献できているレベルではありませんが、それでもこうやって今までよりも焼酎を手に取ってくれている実感があるのです。
で!皆さん!
私に騙されてください!
焼酎ソーダ!
いいですよー!
ただ!
炭酸割り向きの焼酎とそうじゃないタイプがあるので、焼酎ならなんでもOKという訳じゃなく。
ですので是非ともスタッフ「すみこ」までお聞き下さいー(笑)
私は愛想がよくないので、すみこがいいと思います(^_^)v
そして現在、店頭では!!
7月末に出荷される、ソーダ割りにベストマッチな芋焼酎「朗らかに潤す 紅誉750」の予約受付をしてます!
「紅誉(べにほまれ)の予約よろしく」とスタッフまでお伝え下さい。
きっとスタッフ「すみこ」が「へい!喜んで!」と大声で叫んで対応してくれることでしょうー。
よろしくお願いしますー!
by kadoyasake2
| 2019-07-06 16:13
| 焼酎