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会津娘 純米吟醸“羽黒西64”

今の日本酒は本当に旨い。
どれをとっても旨い。

もし「旨くない」という酒が存在するとすれば、その「旨くない」という酒を探すほうが困難だと私は思う。

本当に旨い日本酒。

そんな中で、素人ながら衝撃を受ける酒と出会う事がある。


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会津娘純米吟醸“羽黒西64”


今回初めて出荷されることになった酒。
そして、会津娘を造る高橋庄作酒造店さんの決定的な方向を示す事になるであろうチャレンジ。


この商品名にある“羽黒西64”っていうのは、圃場(田んぼ)の名前。

そんな田んぼの名前をラベルに記載するという事はどういうことなのか。


「会津娘」を造る高橋庄作酒造店さんは、農家。
農家の延長に酒造りがあると考える蔵元さん。

で、酒造りとの向き合い方も様々な蔵元さんと違う面もある。

私がご縁を頂いている蔵元さんの多くは、目指す酒の味の方向性があって、自分が目指す酒の味にはどの米を使ったらいいのかを考えます。

しかし、高橋庄作酒造店さんは、収穫されたお米を見て、その米のポテンシャルをしっかり発揮出来る事のみを考え、それを酒として表現するんです。


例えば、AとBの田んぼがあったとすると、ある年に収穫されたAのお米の出来を見て、

「今年はAの田んぼのお米を麹米にしよう」
「去年はBの田んぼのお米を麹米にしてたけど、今年は掛米に使おう」など、米と向き合い、この米のポテンシャルが発揮できる最高の決断をし、酒を仕込みます。


そんなスタイルの蔵元さんなんですけど、自営田だったり契約農家さんの田んぼで栽培・収穫される酒米「基本的には地元産五百万石」を見ていて、それぞれの田んぼによって、同じ品種のお米(五百万石)であっても、全く米の表情が違うんですって。


先述したとおり、「今年はAの田んぼのお米を麹米にしよう」みたいな感じで、その年その年のそれぞれの田んぼのお米の表情を見て方向性を変えていくスタイルなんですが、それぞれの田んぼのお米の特性をそのまま表現することって何だろうと考えた時、蔵元さんはあるひとつの決断をしました。


圃場ごと(田んぼごと)に単一のお米を100%使った酒を造ろう


そうすれば、今まで感じていた(同じ品種でも圃場ごとに違った表情を見せてくれるそれぞれの米たち)思いを確実に表現できるんじゃないか。そして更に、単一の圃場のお米を100%使った酒を、ヴィンテージでちゃんと表現していくことで、もっともっとお米の表情を見る事が出来るんじゃないか、と考えたのであります。


もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。

酒名「会津娘 純米吟醸“羽黒西64”」の【羽黒西64(はぐろにしろくじゅうよん)】とは、圃場の名前(たんぼの名前)。

つまり、今回皆さんに紹介させていただきますお酒は、「会津娘を造る高橋庄作酒造店さんが所有する【羽黒西64】という名の田んぼで栽培・収穫された有機栽培の“会津五百万石”を100%使用して醸された2018年ヴィンテージの純米吟醸」なのであります。


皆さん、是非飲んでください。
味わってください。
日本酒が好きな私の好みでは、どストライク。

ギュッと凝縮された更なるお米の旨味と言いますか、口の中での広がり方が半端じゃないんですよ。
ほんと、凝縮感がある。

本日より店頭販売します「会津娘 純米吟醸“羽黒西64」を飲むと、今後リリースされていくであろう他の圃場で収穫されたお米を100%使用したお酒も味わってみたくなる。

そして、蔵元が今後進んでいく方向性を、酒を通じて更に知っていきたいと、そう思って頂けるんじゃないかと思います。


是非味わってみてください。
強制購入レベルでございます。


この、圃場ごとのお酒は今後全てヴィンテージ表記されるということと、720ml火入れのみの商品化となります。
当店での販売価格は1本2050円(税込2214円)。


グッとハートを射貫かれた気分。
なんかジェラシー。
悔しい。

会津娘純米吟醸“羽黒西64”

本日より店頭販売開始です。
また、遠方の方は全国発送可能です。


是非よろしくお願いいたします。
長文失礼しました。

by kadoyasake2 | 2018-04-11 09:16 | 日本酒 | Comments(0)