人気ブログランキング | 話題のタグを見る

★当店詳細★
かどや酒店 茨木市蔵垣内3-18-16 072-625-0787 http://kadoyasake.com
店舗の信号向い側に1台分の駐車スペースあり。駐車場の場所→ https://youtu.be/y94TtNOFFoo
かどや酒店 最寄駅からのルート案内→ https://youtu.be/oDojpD6NDBk

【平日営業時間】13:00~18:00
【土曜日営業時間】10:30~18:00
【日曜日営業時間】10:30~15:00


★3月の休業日等★

3/.6.13.20.27.31

【定休日】月曜祝日
【臨時休業日】3/26(日)・3/31(金)
【臨時営業日】3/21(火・祝)→10:30~15:00

【臨時延長営業日】3/24(金)13:00~20:00


ウチは、ブログとTwitterとInstagramとFacebookなどのSNSを通じて情報を発信させてもろてますが、改めてチェックしてみると、なんと!


「商品案内が結構少ないやんけ」


他の酒屋さんはどうか知らんけど、きっと商品案内をバンバンしてて、もっと言うならば、商品案内以外やってへんというとこもあるのかなと。

自分の中ではやってるつもりやったけど、改めて見たらあんまり多くないことに気がついた。


「いや、やってるほうやで」と言ってくれる人もいらっしゃるので大丈夫やとは思うんですけど。


週に数回、店を開店する前にInstagramでライブ配信してるんですけど、その時にいろいろお酒の紹介をさせてもろてまして、その時に紹介してるから「既に紹介してる気になってしまってて、新たに投稿としての商品案内をするのをすっかり忘れとるっていう感じでございます。


で、これもどこまで紹介したらエエのか分かりませんが、ウチはウチのペースでボチボチやっていこうと思っております。


あとは大きな問題が。


ウチでやってるInstagramなんですが、何か投稿する度にフォローしてくれてる人がグイグイ減っていくんですよ(笑)

フォローしてくれてるのに投稿する度にフォロワーが減っていくという珍現象がもう意味不明ながらオモロすぎです。
フォローしてくれる人が10人増えたら8人減るとかそんな感じですから、結局総人数はほぼ増えてない感じでもある(笑)


何なんでしょうねコレ。ま、別にその現象に悩んでるとかそういうのは全く無いんでエエんですけど、なんかオモロい現象やなーって感じでございます。


最近またyoutubeのほうもサボってるというか、なんか「やらなあかんよなー」って気分が義務的になってしまったらあまりテンションアップしませんもんねー。これはしゃあないか。自分から「よっしゃアップしたろか!」ってなれたらエエねんけどなー。ま、これもしゃあないか。



3月26日(日)は日帰り出張の為臨時休業します。

3月31日(金)は棚卸しのため臨時休業します。


どうぞよろしくお願いします。







最後まで読んだら、次はコチラ。


かどや酒店youtube→ https://www.youtube.com/channel/UCLewVnlQRYQZl_R--UxHIKw
かどやスタッフ「すみこブログ」→ 
https://kadoyasumi.exblog.jp/
かどやスタッフ「すみこInstagram」→ https://www.instagram.com/sumikonosumikko/
かどやスタッフ「タマキブログ」→ http://blog.livedoor.jp/zunow_quark
かどやスタッフ「まりこInstagram」→ https://www.instagram.com/kadoya.mariko/

かどや酒店 Instagram→ https://www.instagram.com/kadoyasaketen_osaka/
かどや酒店 Twitter→ https://twitter.com/kadoyasake


# by kadoyasake2 | 2023-03-25 13:36 | 日本酒

お知らせしてましたとおり3月26日(日)は臨時休業日です。_d0367608_10080592.jpg

お知らせしてましたとおり3月26日(日)は臨時休業日です。

どうぞよろしくお願いします。

# by kadoyasake2 | 2023-03-25 10:08

★当店詳細★
かどや酒店 茨木市蔵垣内3-18-16 072-625-0787 http://kadoyasake.com
店舗の信号向い側に1台分の駐車スペースあり。駐車場の場所→ https://youtu.be/y94TtNOFFoo
かどや酒店 最寄駅からのルート案内→ https://youtu.be/oDojpD6NDBk

【平日営業時間】13:00~18:00
【土曜日営業時間】10:30~18:00
【日曜日営業時間】10:30~15:00


★3月の休業日等★

3/.6.13.20.27.31

【定休日】月曜祝日
【臨時休業日】3/26(日)・3/31(金)
【臨時営業日】3/21(火・祝)→10:30~15:00

【臨時延長営業日】3/24(金)13:00~20:00




かどや酒店には表舞台で大活躍しているスタッフが3名(裏方の身内系はまた改めて)。


ひたすら喋っり続けている「すみこ」と、発送業務メインの「タマキ」と、コンビニ時代にウチにバイトに来てくれてた「まりこ」。


お客さんが聞いてないことまでガンガントークし続け、最終的には「何の質問でしたっけ?」って聞きなおすレベルまでひたすら一方的に喋る「すみこ」は、買い物を終えて帰ろうとしているお客さんの動きを止めてしまうほど喋り続けております(笑)


「よう喋っとんなー、そろそろ引いたほうがエエんとちゃうか」と思ってたらお客さんがちょっと大きな声で「はい、分かりました。ありがとうございます」とスパッとすみこのトークをいったん終了に持っていってる様子もちょこちょこ見かけることがあって(笑)これがまたオモロくてオモロくて(笑)


お客さんは「もうそのへんでエエで」という思いでスパッと終了に持ち込んだんでしょうが、すみこはどうも消化不良的。
きっとすみこは「あぁ、また喋りすぎたなー」とプチ反省しながらも「もっと喋りたかったなー」と思ってるはず(笑)


でもそういうのを見ていると、なんか「すみこって噂とおりめちゃ喋る人やなー」「これが爆裂トークのすみこさんかー」ってお客さんが笑顔で感じているようにも見えて、またそれをちょっと楽しんでくれてるようにも感じるんです。レジで「もしかして、噂のすみこさんですか?」ってお客さんから喋りかけられてること多いですもんね。「噂のすみこさんですか?」って言われるんですよ!すごい。大したもんです。


でも、すみこはすみこで「自分の喋りや接客が苦手って思ってる人もいてるはず」と思ってて、トークや仕草も少しずつ変化させてるのが見ててよく分かります。


時々、「すみこのおすすめ」っていう企画をやったりするんですけど、そんな時「店主じゃなくてよかった(笑)」ってメール来るんですよ!!

これ、どう思います??すみこ、すごくないっすか???私は素直に嬉しいです(嫉妬)。


すみこの個性は、トークと愛嬌と気配り。そしてそれは得意技。
その得意技を、自分なりに「こうしたほうがいいかな」と今までの過去の経験を振り返りながらそれらをカスタムしつつ気張って笑顔で頑張ってます。



時々店内に登場するスタッフ「タマキ」は、基本的に接客が大の苦手。
なので、主に店の横にある作業場でお酒の梱包や入荷商品の荷受けをしたり、まさに当店の縁の下の力持ち的存在なのであります。
タマキはすごく優しい男で、自分の作業が手一杯であっても一緒に働いてるスタッフのフォローにすぐ入ったり、商品入荷のトラックが到着した気配を感じると自分の今すべき事を後回しにしてでもダッシュで倉庫に走って運送屋さんの荷下ろしを手伝ったり、すごく気配りができる男。更に記憶力が抜群で、「あの時のあの人に発送したあのお酒」をバシッと覚えてるんですよねー。誰も覚えてないことを覚えている、すげーやつです。


で、時々何かの用事で店内に出てきた時、偶然にもお客さんにお酒の事を聞かれる時があって、その時はめちゃ熱心に自分の物差しでそれぞれのお酒の事をお客さんに語ってるんです。その時のタマキはいつもほんのり笑顔で、その素直な姿がお客さんに伝わるんですねー、タマキがおすすめする酒をお客さんが手にしてくれるんですよ。そんな瞬間を見てると、「ホンマに接客苦手なんか!」とツッコミたくなります(笑)


お酒の梱包にも力を注いでて、私から見て「そこまでせんでもエエんとちゃうかー」って思うことでも過保護レベルでお酒が割れないように、更には段ボールの中で荷崩れしないように図画工作レベルで段ボールを細工して梱包してしまう。なかなかです。

お客さんから「タマキさんの梱包すごい」とか「いつもきっちり梱包してくれるタマキさんありがとうございます」とお礼のメールを頂戴するほどですからねー。これって本気でスゲーと思います。


で、時々おちゃめなこともさりげなくやってるようで。

インスタグラム(#タマキの梱包)で検索してみてください。オモロすぎますから(笑)


タマキの個性は、優しさと丁寧さ。そしてさりげない遊び心。まさに彼の得意技。
マイペースながら進化を続けるタマキ。更に「タマキファン」が増えると確信しています。



ウチがコンビニしている時、大学生でウチにバイトに来てくれてた「まりこ」。

まりこは全く酒が飲めません。でも酒屋に来てくれたことがきっかけかどうか分かりませんが、いろんなお酒にもチャレンジ。

新着酒の試飲の時も飲めないながらもいろんな感想を教えてくれます。ある意味「お酒が飲めない人の目線」という、ウチにとってなかなか貴重な存在でもあります。

で、まりこは接客苦手。もうね、かどや酒店は一体どうなっているのか(笑)店主も「タマキ」も「まりこ」も接客苦手。ひとりだけですよ!「すみこ」だけです!接客OKって言うてるのは(笑)4人中3人が接客苦手って(笑)

大丈夫かこの酒屋???ちょっと誰か!接客OKやで!っていう人いませんかね(笑)


でも、まりこは苦手なりに頑張ってくれてるんですよねー。
「なんでもエエからお客さんに喋りかけてみて」「俺、助けへんから」と私から大いに無茶ぶりして、「えぇぇ~~助けて~~」という、まりこからの【助けてビーム】を背中に感じながら完全無視をし続けておりまして、私が完全無視するもんやから、まりこもなんとかせざるを得ない(笑)

接客も、お客さんから「甘口のお酒でおすすめありますか?」みたいな問いかけをされると、まりこは「店長~助けて~」みたいなビームをめちゃくちゃ出しまくるんですけど、私は完全無視(笑)なのでまりこも諦めたのか、だんだん私が背中に感じるビームも減ってきて、お酒が飲めないながらも自分の物差しでお酒をお客さんにおすすめしてくれています。そんな姿を見ていると、「やるなー」「ナイスやんけ」と思っている訳でございます。これからも私は無視しますけどね(笑)


そして更に、かどや酒店店外左側にある季節のディスプレイは「まりこ作」。

前職が幼稚園の先生だった「まりこ」ならではの表現力で、近所の子供たちとその親が毎日「まりこ作」のディスプレイの前に立ち止まって笑顔満載で見てるんですよねー。そんな光景を見ていると、なんかこっちも幸せな気分になってきます。


まりこの個性は努力と新鮮さと人の笑顔を誘う素直さ。
見えないところでの努力はすべてプラスになってて、素直という得意技は私も大いに見習いたいところです。




そんな個性溢れるスタッフによって存在しているのが大阪マイクロ酒屋「かどや酒店」。


「これだけ個性満載のスタッフがいるから、店主もういらないでしょ!」という世間から店主不要論は相変わらず勃発しており(笑)、それを少しでも現実にしていく為に今後新たなるアクションを起こしていきますので(笑)、なんか店内に何か動きがあったら「あー、とうとう店主逃亡計画がスタートしたんやね」とご理解頂きたいと思います。是非とも店主がほぼ消えた後の「かどや酒店のさりげない進化」を楽しみにしていてください(笑)



個性発揮しまくろうぜ!


当店は「大阪個性満載酒屋」です。




最後まで読んだら、次はコチラ。


かどや酒店youtube→ https://www.youtube.com/channel/UCLewVnlQRYQZl_R--UxHIKw
かどやスタッフ「すみこブログ」→ 
https://kadoyasumi.exblog.jp/
かどやスタッフ「すみこInstagram」→ https://www.instagram.com/sumikonosumikko/
かどやスタッフ「タマキブログ」→ http://blog.livedoor.jp/zunow_quark
かどやスタッフ「まりこInstagram」→ https://www.instagram.com/kadoya.mariko/

かどや酒店 Instagram→ https://www.instagram.com/kadoyasaketen_osaka/
かどや酒店 Twitter→ https://twitter.com/kadoyasake


# by kadoyasake2 | 2023-03-22 00:06 | 日本酒

★当店詳細★
かどや酒店 茨木市蔵垣内3-18-16 072-625-0787 http://kadoyasake.com
店舗の信号向い側に1台分の駐車スペースあり。駐車場の場所→ https://youtu.be/y94TtNOFFoo
かどや酒店 最寄駅からのルート案内→ https://youtu.be/oDojpD6NDBk

【平日営業時間】13:00~18:00
【土曜日営業時間】10:30~18:00
【日曜日営業時間】10:30~15:00


★3月の休業日等★

3/.6.13.20.27.31

【定休日】月曜祝日
【臨時休業日】3/26(日)・3/31(金)
【臨時営業日】3/21(火・祝)→10:30~15:00

【臨時延長営業日】3/24(金)13:00~20:00




そうそう、前にアップしました「かどや酒店攻略法」ですが、ひとつ大切な事を忘れてました。


当店オンラインショップ( https://kadoya-sake.ocnk.net/ )があるんですけど、ネットからお酒を注文したら、だいたい宅配便を利用しての発送がほとんどやと思います。(いや、俺が知らんだけかもしれん)


しかし!しかしですよ。ウチの酒屋は発送だけでなく【店頭受取も可能】なのであります。


オンラインショップから普通に購入手続きしていただくと、途中に【受取方法】を選んでもらえる欄があるんですけど、そこで【店頭受取】を選ぶだけ。あと、支払い方法も【店頭にてお支払い】を選んでください。


受注完了したら、ウチから自動返信メールが届きます。


当店にて御注文内容を確認し、在庫確認。
その後、正式に「御注文受付完了メール」を当店から送信します。


これで受注完了!



なんでオンラインショップからの店頭受取可能なのが「かどや酒店攻略法」なのかというと、



かどや酒店に行く口実が出来るから



基本的に「てめーの店、入りにくいんだよ!」と言われる当店。

「ちょっと行ってみようかな」っていう感じで行くと、「あ、もし欲しいものなかったら帰りにくいぞ」と思ってしまい、結局店に入るのを躊躇してしまい、「入れなかった」というパターンがよくあるらしい(これマジなんです)。


それくらい入りにくいと言われてます。


あれです。行った事のない飲食店さんにいきなり行くのはドキドキしてしまうけど、予約してたらめっちゃスムーズにお店のドアを開ける事だできるでしょ!これと一緒!


酒屋にかかわらず、個人商店に入るのはドキドキするもので、何も買わずに買える事が許されないんじゃないかと勝手にお客さんが思ってしまう程にお初の場合は緊張するものであります。

サラッと見てサラッと帰ろうと思っても、ウチみたいにずっと喋り倒すスタッフ「すみこ」に捕まってしまうと、帰るに帰れなくなる(笑)スタッフ「すみこ」は、聞いてもないことまでどんどん喋りますからね(笑)←これがすみこの個性


なので、初めていく飲食店さんに予約して行くのと同じで、「あ、これ欲しい!!」って思う酒がオンラインショップに掲載されてたら、注文すべし。で、店頭受取を選べば、入店しにくい「かどや酒店」にもスムーズに入るぜ!


で、レジで「予約してる○○です」と名前を言ってくれたらウチのほうで予約してくれてるお酒を用意しとくので、その間にじっくりゆっくり酒屋店内をご覧頂けたらと思います。


商品の予約してなかったら、強烈に入りにくい「かどや酒店」。

しかし!予約してたら一気に入りやすくなる「かどや酒店」。

オンラインショップから注文する時に「店頭受取」を選ぶだけ!


一度やってみてー。ビビるで。まさに【かどや酒店攻略法】。







最後まで読んだら、次はコチラ。


かどや酒店youtube→ https://www.youtube.com/channel/UCLewVnlQRYQZl_R--UxHIKw
かどやスタッフ「すみこブログ」→ 
https://kadoyasumi.exblog.jp/
かどやスタッフ「すみこInstagram」→ https://www.instagram.com/sumikonosumikko/
かどやスタッフ「タマキブログ」→ http://blog.livedoor.jp/zunow_quark
かどやスタッフ「まりこInstagram」→ https://www.instagram.com/kadoya.mariko/

かどや酒店 Instagram→ https://www.instagram.com/kadoyasaketen_osaka/
かどや酒店 Twitter→ https://twitter.com/kadoyasake


# by kadoyasake2 | 2023-03-21 13:33 | 日本酒

★当店詳細★
かどや酒店 茨木市蔵垣内3-18-16 072-625-0787 http://kadoyasake.com
店舗の信号向い側に1台分の駐車スペースあり。駐車場の場所→ https://youtu.be/y94TtNOFFoo
かどや酒店 最寄駅からのルート案内→ https://youtu.be/oDojpD6NDBk

【平日営業時間】13:00~18:00
【土曜日営業時間】10:30~18:00
【日曜日営業時間】10:30~15:00


★3月の休業日等★

3/.6.13.20.27.31

【定休日】月曜祝日
【臨時休業日】3/26(日)・3/31(金)
【臨時営業日】3/21(火・祝)→10:30~15:00

【臨時延長営業日】3/24(金)13:00~20:00





Twitterを見ていたら、こんな画像が。


【長文注意】Twitterで見かけた画像にひと言。_d0367608_11045115.jpg

ヨドバシカメラの酒売り場の画像らしいです。

賞味期限が・・って書いてるけど、基本的に賞味期限って酒には無いし(「蔵元推奨で○ヶ月以内に飲んで欲しい」とかはあるけど、基本的に賞味期限は無い)、きっと日付が古くなったからディスカウントしてるんやと思うけど(この画像の商品は3割引)、更にこの酒を買ったらヨドバシのポイントを10%還元と。


ぶっちゃけ、ん~って感じです。


ただ、一般的な市場原理からすると、スーパーで売ってる食品とかもこういうパターンよく見かけるし、じゃあそれを否定している人がいてるかというと、そんなにいないような気もする。こういうのをを狙ってる人達もいるから(スーパーの店員さんが割引シールを貼ってるまわりにウヨウヨ集まっている人達から私はちょっと距離を置きたいタイプ)それはそれでアリなんでしょうけど、なんか気持ちがもやっとしてしまいます。


この画像の写真のような現象を酒売り場で見つけた場合、この酒の良さを知ってる人は「やったー!いつもより安く買えたー!」嬉しくなってる可能性も大やろうし、「やったー!更にポイントもらえるなんて!」ってダブルでガッツポーズして「いい買い物できたなー」って感じているような気もします。

じゃあその感情がアカンかというと、そうでもなくて、ヨドバシカメラからすると日付が古くなった酒は出来れば早く売りたいという気持ちがあるからこういうスタイルをとってる訳だし、それに対して「やったー!」って思って買ってくれる人がいたら、それはそれでお互いが「○」なのであるから、それで良しとしなければいけないのかもと。


それでももやっとしているワタクシ。


って考えると、もしかしたらずっとこの酒業界にいてて、日付が古くなったからディスカウントするという発想を全く持っていないワタクシの考えがおかしいのか?というと、そうでもないと胸を張って言い切りたいです。


ま、同じ酒を販売していても、ヨドバシカメラやイオンなどとスタイルが違うし、向かってる方向性も全く違うから、例えばそこに扱っているお酒が同じものがあったとしても「ウチのほうが確実にレベル高い酒やからな!」とドヤ顔で言えるスタイルを貫き通したいと思っております。


昔と比べて酒の流通というのが大きく変化しました。


私の親父の世代では、酒の仕入れはほとんどが卸問屋さんから。
日本酒の酒蔵さんから直接仕入れるということは無かった。


そこに新潟清酒「久保田」が特約店方式というスタイルで、自分の酒がどんなどころでどんなふうに管理されてどんな人が売ってるのかが分かり、更にどんな造り手がどんなどころでどんなふうにどんな思いで造っているのかが分かる、いわゆる「お互いの見える化」の中でしっかり手を繋いでやっていこうという事が確立されたんです。


それがいわゆる地方の小さな蔵が生き残っていく【ひとつの形】だったんです。


地方の小さな蔵が、全国にある小さな町の酒屋とタッグを組んで、場合によっては酒屋と酒蔵が家族のような付き合いをしたり、酒屋が酒蔵に行って酒の仕込みを一緒にやったり、いわゆる【同じ釜の飯を食う】感じ。造り手さんと繋がると、「この味わいはこのような努力から出来上がったんだ」というのが分かるから、単に【味】だけで評価できない部分もあって、もっというと酒造りなんて毎年異なる環境の中で育ったお米を使い、毎年異なる環境の中で酒を仕込んでる訳ですから、同じ酒が出てくる事そのものがありえなくて、再現性を求める蔵であってもやっぱりそこは100%同じものなんてできなくて、「今年はこんな環境でめちゃ厳しかったけど、この環境下で出来る限りの事をし尽くした結果、今年はこの味わいなんだ」っていうこともある訳ですから、私達酒屋は、そういうところも含めて【酒を売る】という事をやっていきたいのであります。


だから写真のように、単にモノを仕入れて日付が古くなったからディスカウントするというスタイルに、勝手に「ん~」となってしまっているのであります。


この酒の造り手さんがこの写真を見たらどんな気持ちになるんやろうって思うと、ちょっと切ない。

でも、ヨドバシカメラさんの気持ちも分からないでもない。
じゃあどうしたらいいのかというとどうしようもなくて、唯一あるとすれば【流通】と【蔵の規模】いうものがカギになると思う。



特約店方式というスタイルを確立し、地方の酒蔵が生きていく道を作ってくれた「久保田」が今では全国何軒あるか分からないイオンを特約店にし、今までは町の特約酒屋でしか買えなかった「久保田」が、全国規模の「イオン」でも購入出来るようになった。

同じく新潟酒を牽引してきた「越乃寒梅」もイオンを特約店にした。


「イオンを特約店」という言葉が合ってるのかどうか分からないけど(基本的にフリー販売になったと自分は解釈)、今まで懸命に1本1本お客さんにアツくこの酒への思いを語ってきた酒が、埃がかぶってしまった状態でイオンに並んでいるのを見ると、「もう勘弁してくれ」と思う反面、蔵元さんも生産量や会社の規模を考えた場合、今までずっと支えてくれた酒屋の気持ちも分かるけど、我々も企業であるだけに「背に腹はかえられない」という思いもあったのだろうし、互いの本音については私は全く分からないので、私という第三者が勝手に呟いているとスルーしてもらって大歓迎でございます。


蔵もある程度の規模になると、抱えるスタッフの人数も増えて、そのスタッフの家族も一緒に支えていくということになると、企業としてはある程度【数字】を求めていかないといけなくなる。それを昔から支えてくれている酒屋さんにもある程度の【数字】を求める事にもなってたんだろうけど、そこはやはり個人商店が大半を占めている酒屋にも限界があって、それ以上求めるとなると、どうしても集客力のある場所であったり、今まで踏み入れる事をしてこなかった市場にも出て行かなくてはいけなくなるのは仕方がない話。


ということで、だんだん話は逸れてしまいつつこの話をし出すと私は全く止まらなくなるのでここで終了。


もう何年も前から自分に言い聞かせているのは、今は「酒の銘柄で差別化は出来なくなった時代」であるということ。


同じ銘柄が他の酒屋さんにあっても、「どうせならあの酒屋から買いたい」って思ってもらえるような、いろんな意味で魅力を感じてもらえる酒屋にならないといけないというか、今のところそれ以外に方法は無いと思ってます。


かどや酒店が貴方にとって「自分に合わない」と思えばそれは正解だと思う。

「俺はかどや酒店より○○酒店のほうが合うな」と思えばそちらに行くのは必然だろうし、飲食店さんから見た酒屋もそうで、もし1本や2本から配達してくれる酒屋があって、その酒屋にウチと同じ銘柄があれば、確実にウチじゃない酒屋から買うだろうし、送料がウチより安くて同じ酒が買えるならそっちにいくだろうし、自分の家から近いところにウチと同じ酒が買える酒屋があるならきっとその近所の酒屋で買うだろうし、そういう【便利さ】で比較され、外される段階で、その人にとって【かどや酒店はアウト】な訳で、じゃあ私がその【アウト】と判定してくれた人を当店が、ウチのほうにふりむいてもらいたいから「じゃあウチも1本から配達しますよ」とか「じゃあウチも送料安くしまうよ」とかそういうのはこれっぽっちもしようと思わないし、そうなんです。【便利さ】を求められると負けるので、そうじゃないところ、つまり【違う土俵】でウチは生きていこうとそう決めているのであります。


私の新潟の師匠はいつも言ってます。


「去る者追わず」


もしかしたら師匠の言う「去る者追わず」と私が考えている「去る者追わず」の意味は違うかもしれませんが、「去る者は追わず」それでいいと思ってます。無理矢理ウチに振り向いてもらおうとすると、自分が自分じゃないことをしないといけなくなる。それって全然オモロない。今でさえウチの酒屋の事を大いに嫌いだという人も大勢いるだろうし、そういう人達に「いや、違うんですよ」って反論する労力を使うなら、「あの酒屋オモロいな」って賛同してくれるというか、今の段階で振り向いてくれている人達にもっともっとオモロいって思ってもらえる努力をするほうがウチには合ってるような気がしてます。


合う人と繋がれたらいいと思うし、合わない人と無理矢理自分じゃない自分を演じてその人をつなぎ止めようとは思わない。


でも結果、そんなワガママを貫き通してしまって酒屋でメシが食えなくなったらアウトですけどね(笑)


ということで長文失礼いたしました。
久々やな、長文(笑)






最後まで読んだら、次はコチラ。


かどや酒店youtube→ https://www.youtube.com/channel/UCLewVnlQRYQZl_R--UxHIKw
かどやスタッフ「すみこブログ」→ 
https://kadoyasumi.exblog.jp/
かどやスタッフ「すみこInstagram」→ https://www.instagram.com/sumikonosumikko/
かどやスタッフ「タマキブログ」→ http://blog.livedoor.jp/zunow_quark
かどやスタッフ「まりこInstagram」→ https://www.instagram.com/kadoya.mariko/

かどや酒店 Instagram→ https://www.instagram.com/kadoyasaketen_osaka/
かどや酒店 Twitter→ https://twitter.com/kadoyasake


# by kadoyasake2 | 2023-03-21 12:28 | 日本酒